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​報道をぜひご覧ください。

4月7日午後7時頃、関西テレビの番組『報道ランナー』が桑原地区の髙坂鶏農園の公害問題を特集し放映しました。

Youtube、Yahooニュースにて視聴できます。ぜひご覧ください。

>> Youtube(動画)

>> Yahoo ニュース(FNN プライムオンライン)


>> Yahoo ニュース(カンテレ)


 

Yahooニュースによると、報道を見て合計700 を超えるコメントが全国から集まりました。

多くは「髙坂鶏農園は、無届、無許可で農地に鶏舎を設置し、住宅までの距離制限も守っていない。農地法、条例に違反しているのがこの問題の根源だ。行政は粛々と違法状態を解決すべき」など、高坂鶏農園の周辺住民を無視した不当な対応を厳しく批判しています。


髙坂鶏農園に対しては兵庫県知事から昨年6月に、2022年12月11日までに鶏舎の敷地を農地に原状回復するよう是正勧告が出されています。それに対して髙坂鶏農園は「京都府に移転する」と公言していますが、17 年前にも移転を住民に約束しながら結局移転はされず事業拡大がされた経緯から考えると、本当に12月の期限までに鶏舎の移転が完了するのか、残念ながら信じられる根拠を何ひとつ持てるに至っていません。

 

県の勧告では、農地法違反による刑事罰や、強制撤去もありうると警告されている上、丹波篠山市の環境保全条例でも、撤去命令に従わない場合は市が強制撤去の代執行ができると定められています。
 

住民は違法な鶏舎を事業者自身で一日も早く撤去して欲しいと願ってきました。事業者自身で撤去されない場合は、行政に より速やかに強制的に撤去して頂きたいと強く望んでいます。また鶏舎の移転だけで問題がすべて解決するものでははなく、 近隣の田畑への大量の鶏糞の投棄の中止や、美しい集落の景観を取りもどすまで全面的な解決とは言えないと考えています。

この数年、私たち桑原の住民は、この公害問題の解決を目指し、皆で勉強し、勇気を振り絞って県の公害審査会への申立て、市や県に対する申し入れをしてきました。この間、多くの市民の皆さまからも励ましの言葉や活動資金の寄付を頂き、活動を続けたことで今回のようにテレビやインターネットで広範囲の皆さんに実態を知っていただく機会ができました。ご協力頂きました皆様には立ち止まらずにここまでやって来ることができたことを心より感謝しています。

今後もビラの配布や署名運動などに皆様のご支援・ご協力をお願いすることになるかもしれません。この公害問題をより広く知っていただく活動を続けてまいりますが、解決に向けて何よりの強い後押しは、市民の皆さまの一人一人の「関心」とご支援のお気持ちです。多くの市民の皆さんがこの問題に関心を持っていただくだけでも、解決に向かう力になると信じています。

今回は、たまたま桑原という土地に降り掛かった問題ですが、日本のどこかで同じように公害被害が起きるかもしれません。これまで丹波篠山市は、7回に渡る改善勧告と命令、認定農家の取消、違反事業者の氏名公表等を行っていますが、 違反業者が居直った場合、行政の指導を無視して経営を続けられても、逮捕や強制執行がなされないかぎり、移転する等の口実で問題の解決を先延ばしにされてしまいます。その間、被害は続き、違反業者の勝手な振る舞いに住民は翻弄される毎日を送るしかありません。目の前で違法状態が放置され、悪臭や騒音などで苦しめられる生活が続く理不尽を無くしたいです。

高坂鶏農園は、住民に説明も謝罪もなく、以前と変わらず、現在も丹波篠山市で営業を続けています。

​期日までに本当に鶏舎を移転するのか、移転しなかった場合、行政はきちんと処分をすることが出来るのか。

どうか、厳しい視線を注いでください。 ご家族やご友人にもお伝えください。社会の関心を高め、解決に向けてご協力をお願いしたいと思います。 皆さまの関心が、大きな力になります。どうぞよろしくお願い致します。

桑原環境を考える会・住民有志

​静かな里山の暮らしをとり戻すために


私達は自然豊かな山間部の小さな集落に暮らしています。

兵庫県丹波篠山市桑原という地域です。しかし高坂鶏農園ができて以来、生活環境は一変しました。

高坂氏は、2000年に米や野菜作りをおこなうという説明で、農地を購入されましたが、実際には栽培せず、鶏の飼育を始められました。

2005年10月に再三にわたる住民からの要請をようやく受ける形で、高坂英樹氏と住民との話し合いがもたれました。

住民は、悪臭による被害の実情を訴え、鶏舎の撤去を求めました。一方で高坂氏は鶏舎を移転することを明言されました。

しかしその約束も守ることなく、2015年から鶏舎11棟を順次建設し、鶏の数も約6000羽に増やし事業を拡大されました。

それに伴い悪臭は増大し、大型換気扇の騒音も加わり、近隣住民の生活は更に辛いものとなりました。

洗濯物に臭いが付着するのを恐れ、屋内でしか干せなくなりました。窓も開けられなくなりました。臭いを感じるたびに気分が害され子どもとの散歩も楽しいと感じられなくなります。一晩中換気扇の音がして、まるでヘリコプターが上空を飛んでいるように感じます。

鶏糞の処理は2トンダンプに乗せて同自治会内の農地へ投棄されます。

その農地もまた民家のすぐそばにあり、近隣住民もひどい悪臭の被害を受けています。

鶏舎付近では、鶏糞を運ぶ為のブルドーザーの音が1日中、鳴り響くことがあります。

 

静かで美しかった谷の情景が一変しました。


2018年秋頃から丹波篠山市が調査を始めた結果、そもそも鶏舎の設置届が提出されていないこと近隣住家との距離が基準に違反していること農地を無断転用していること悪臭防止法の基準を超える悪臭を発生させていることが明らかになりました。

丹波篠山市は、同年11月からこれまでに6度の改善勧告をしましたが、高坂鶏農園はそのいずれにも従わなかった為、

2021年1月28日、丹波篠山市は高坂鶏農園の氏名を公表する措置をとりました。

​また、2021年6月、兵庫県より、高坂鶏農園の「農地法違反」・「農振法違反」に伴い、2022年12月11日を期限とした農地回復への勧告が出されています。


住民もこれまで、市の職員らと一緒に、悪臭で困っていることを何度か直接伝えに行きましたが、威圧的な態度で大声で怒鳴ったりするばかりで話にならず、また、自治会としても何度も話し合いを求めてきましたが応じていただけなかった為、2020年5月、近隣住民3名並びに桑原自治会長による公害調停を申し立てました。悪臭による生活環境の破壊に対する謝罪と、鶏舎の撤去を求めていますが、3度の調停を重ねても未だ解決の糸口すら見えていない状態です。

『市条例』で定められている距離違反の鶏舎を撤去してください。

『農地法』で定められている無断転用されている農地を元に戻してください。


2005年の最初の話し合いから15年が経ちました。悪臭に耐え続け、解決を望みながら亡くなった方もおられます。

美しかった里山の景色を取り戻したいと強く願っています。

 

桑原環境を考える会・住民有志


 

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養鶏場と民家の距離違反

丹波篠山市環境保全条例では、鶏の飼育数が、

500羽以上は50メートル以上

1000羽以上は100メートル以上

民家との距離をとるように定められている。

高坂鶏農園では6000羽以上の鶏の飼育を

10数メートル以内の距離に鶏舎を建築し営業している。

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農地法無断転用

丹波篠山市農業委員会は、2020年10月、農地法第4条第1項違反で、「鶏舎を撤去し、飼料倉庫を除く鶏舎用地について農地に復元するよう」高坂氏に対して勧告するとともに、同年11月、違反転用事案報告書を兵庫県知事に提出している。

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同自治会内農地への鶏糞投棄

高坂鶏の鶏糞は同自治会内の田畑へ投棄される。

2tダンプで何度も鶏舎と往復する膨大な量だが、

高坂氏は土づくりと説明している。

​数年間、鶏糞投棄は続いているが、野菜などを栽培されたことは1度もない。

近隣の住民は​ひどい悪臭に悩まされている。

​大型換気扇の騒音問題

民家に向けて設置された大型換気扇は一晩中稼働されることもある。​

   高坂鶏農園に対する行政また報道の動き
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2018.11 丹波篠山市より、第1回改善命令、改善勧告発令
2019.3     丹波篠山市より、第2回改善命令、改善勧告発令
2019.8   認定農家取り消し
2019.12 丹波篠山市より、第3改善命令、改善勧告発令
2020.9   丹波篠山市より、第4回改善命令、改善勧告発令
2020.9   丹波篠山市農業委員会より、是正勧告
2020.10 丹波篠山市より、第5回改善命令、改善勧告発令
2020.11 丹波篠山市より、第6回改善命令、改善勧告発令

2021.1.28 度重なる改善命令に従わず経営を続けるため、
高坂鶏農園 氏名公表 →詳細
 
2021.2 丹波篠山市広報掲載 →詳細
2021.2 丹波新聞 →詳細

2021.6 兵庫県より、改善勧告発令
(県は農地回復の期限を2022年12月11日までと設定)


2021.6 丹波新聞 →詳細
2021.6 神戸新聞 →詳細
2021.6 丹波篠山市 市長日記 1 →詳細
2021.6 丹波篠山市 市長日記 2 →詳細
2021.6 丹波新聞 →詳細

2021.9 丹波新聞 →詳細

2021.10 神戸新聞掲載 →詳細
2021.10 丹波新聞 →詳細


2022.4 関西テレビ「報道ランナー」Youtube →Yahooニュース
2022.5 FNNプライムオンライン →詳細 

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2022年3月末に髙坂鶏農園のホームページが更新されました。

http://takasakadori.co.jp

 

 

その中で、「公害問題について-現在の状況-」と題する部分がありますが、事実を偽り、また誤解を招く表現が多くありますので、桑原住民の立場から真実を指摘し反論をさせていただきます。

 

 

1.

「住民3名の苦情」が不条理なものであるかの記載、また「ほとんどの住民は真実を知ってい」るかの記載は、全く事実を偽るものです。多くの住民が髙坂鶏農園に改善を求めています。

 令和2年9月13日には、髙坂鶏農園の鶏舎がある桑原の河谷地区代表者が、市長と市議会議長に対して、住民32名の署名押印を備えた髙坂養鶏に関する要望書(市条例違反の鶏舎の撤去・髙坂氏に説明会を開催し、真摯に話し合うように指導勧告)を提出しました。

 鶏舎がある桑原集落の河谷地区においては、全住民が高坂鶏農園の法令違反状態の解決を心から望み、全員が署名しています。

 また、令2年10月3日、桑原自治会長より、兵庫県丹波県民局長に対し住民94名の署名押印を備えた髙坂養鶏に関する要望書(市条例違反の鶏舎の撤去・髙坂氏が説明会を開催し、真摯に話し合うように指導勧告)を提出しました。

 このように、桑原自治会としても、市や県に「髙坂鶏農園の法令違反を解決して欲しい。違反している鶏舎を撤去して欲しい」と、何度も要望書を提出してきた結果、丹波篠山市や兵庫県は悪臭等の公害問題、市の条例違反、農地法違反について調査し、改善勧告、改善命令、そして髙坂氏の違反者としての氏名公表が行われました。

これらの行政処分は、わずか3名の苦情からではなく、20年以上にも渡り、高坂鶏農園による悪臭や騒音公害に苦しみ耐えてきた数多くの住民の「なんとかして欲しい」というギリギリの思いが、ようやく行政に届いた結果です。

 

2.

髙坂鶏農園のホームページ「公害問題について-現在の状況-」の中には、丹波篠山市からの改善勧告・改善命令に至る髙坂鶏農園の数々の法令違反や兵庫県からの是正勧告について、説明が全くありません。

 

〇 丹波篠山市からは

「悪臭防止法違反」・「市環境保全条例届出義務違反」・「市環境保全条例規制距離基準違反」で、計6回の改善勧告や改善命令が出され、それに従がわなったため「市環境保全条例」に基づく氏名公表もされました。

 

〇 兵庫県からは

「農地法違反」・「農振法違反」に伴い、2022年12月11日を期限とした農地回復への勧告が出されています。

3.

「総務省公害等調整委員会に裁定を申し入れました。」と書かれていますが、髙坂氏側は裁定の場では、あえて環境基準を超える悪臭が測定された過去の公害被害の原因についての判断は求めず、自分が軽減対策を講じた時期についての判断を求めています。

これまで住民が苦しんできた悪臭、騒音等には向き合おうとせず、一貫して、そんな被害は一切なかったと言い張っています。

住民側は「過去」における被害についても裁定して頂くように委員会に申し入れ受け入れられましたので、これから公正な調査が進んでいくことを期待しています。

4.

同じく「公害問題について-現在の状況-」の中で、「丹波篠山市市議会議員 渡辺拓道氏の独自調査などの助力もあって』と書かれていますが、渡辺議員の調査報告書は裁判の場などで髙坂氏による公害は無いとする証拠として使用されていましたが、

臭気を意図的に抑えた状態での測定結果を無批判に利用する等、到底公正な内容とは言えないものです。

その後、渡辺議員の報告書については、市議会により、2021年9月に「渡辺拓道議員に調査報告書の撤回等を求める決議」が可決されました。

渡辺議員は自身も市内での別の養鶏事業に関係する人物ですが、その行動については、市議会から、桑原自治会をはじめ、多くの市民に疑念を抱かせる結果となったとして、住民に謝罪するように求められていますが、未だに桑原の住民の前で謝罪はなされていません。

5.

ホームページによると髙坂鶏農園は、県をまたいで隣接する京都府船井郡京丹波町に移転されるようですが、桑原住民に対しては、鶏舎の具体的な移転場所や時期などを何ら説明していません。また、移転準備を進めている様子も見受けられません。養鶏施設は今も、私たちの住む丹波篠山市桑原の河谷にあり、今日も稼働しています。

 

桑原環境を考える会・住民有志

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